【クリエイターが意識する8つのコト】
2016年03月13日 TOPICSこの内容は広告代理店の立場からのお話です。
美容やクリエイションに置き換える事によって
気付かされる事がきっとあります♪
これは私の仕事にとっても為になりました。
皆さんも時間あるときに読んでみて下さい。
【できるクリエイターが意識する8つのコト】
01.
大切なのは
「センス」よりも「選択肢」
クリエイターと言うと、とかく美的センスが問われる職業と思われがち。
もちろん個人のセンスも重要ですが、
本当に必要なスキル、それはクライアントに幅広い選択肢を与えられることではないでしょうか。
クリエイティブには「絶対」という正解はありません。
1つの課題に対して切り口はそれこそ無数にあるのです。
多くの手札を持っていながら、クライアントの「想い」を汲みつつ
本当に効くクリエイティブとして深度を深めて行くのが、クリエイターの仕事。
例えば、今や業種を問わず、必須事項となっているデジタルマーケティング。
WEB広告は様々なビジュアルでテストを繰り返しながら「結果」の出るクリエイティブを模索し、
最適化していくもの。つまり多くの切り口、それもそれぞれ意味がある切り口が必要となります。
WEB広告に限らず、数多くの切り口を出せるクリエイターは、今、最も重宝される人材です
02.
相手の「感覚」を
即ビジュアライズせよ
「ほら、◯◯みたいな感じで・・・」
これはクライアントがよく口にするフレーズです。
それを「◯◯みたいな感じですね」と口頭レベルだけでイメージ共有したつもりになるのは
とても危険。
実際のアウトプットがクライアントのイメージとまるっきりズレていると、
信頼を失う事態にもなりかねません。
プロジェクトのスタート地点でいかに具体的なアウトプットのビジュアルイメージを共有できるかどうか、それがクリエイターの優劣を分けるポイントとも言えます。
例えば、打ち合わせをしながらクライアントのイメージに合いそうな写真やビデオ素材を検索・共有することで、方向性をより具体的に握っておくのも一つの手です。
03.
「ゼロから作る」
という固定観念に縛られない
できるクリエイターたるもの、斬新なアイデアを常にゼロから生み出し続けなくてはいけないのでしょうか?
「そんなの絶対無理」と思う人もいるでしょう。でも、安心してください。
アイデアの材料は既に自分の中にあるんです。
つまり、見てきたことや聞いてきたこと、経験のすべて。
現代美術を代表するアンディ・ウォーホルをはじめ、
今最も注目を集めるストリートアーティスト「バンクシー」も、度々既存の写真やイラストからインスパイアされた素晴らしいオリジナル作品を発表していますよね。
例えば近年ニーズが高まっているWEB広告のクリエイティブで言えば、
オンライン上には無数のヒントが眠っています。素材を提供するサービスも充実しています。
それらを材料として上手に活用し、そこに、あなたの中にある「何か」を掛け合わせることで新しい発想が生まれれば、短時間のうちにオリジナルのビジュアルを数多く作り出すことも可能でしょう。
04.
ビジュアルから生まれる
ビッグアイデアもある
通常、広告などのビジュアルは、コンセプトが先にあって、
そのコンセプトをよりどころにして生まれるもの。
しかし、時として強いインパクトのビジュアルによる瞬発力が重視されることも。
ロジックよりもエモーションを大切にする感覚もクリエイターには必要です。
そんなとき、コンセプトは後付けでもOK。
アイデアに行き詰まったときは、ロジカルなアプローチを捨てて、すでにある写真、イラスト、動画などを基にイマジネーションを膨らませるという手もあります。
もしかすると、今までにない発想に辿り着けるかも知れませんよ!
05.
「著作権」への意識は
社内レベルでも強く持つ
インターネットはビジュアルのアイデアを探すのに確かに便利ですが、
ネットから拾った画像をそのまま作品に使ってしまうのはもちろんアウト。
そこまでは、当たり前のこととして認識されているかも知れません。
しかし、例えそれが社内打合せ資料用のカンプやダミーだったとしても、
無断使用は本来NGなのです。
仮に「あくまでダミーで」という認識があったとしても、
何かの間違いで他人の画像が公式な作品として世に出てしまう危険性がないとは言えません。
そうなると、あなただけの問題ではなく、クライアントにも迷惑をかける事態になってしまいます。
素材はあくまで著作権がクリアになったものを使用しましょう。
06.
仕事以外でも
オリジナル作品を発表しよう
依頼された仕事をこなすだけでは、「クリエイター」としての成長は望めません。
今や誰もが手軽にクリエイターになれる時代。
だからこそ、本物のクリエイターを目指すなら世の中に対して継続して「発信し続ける」ことが大切です。
難しく考えることはありません。例えばスマホのフォルダに保存されている撮りっぱなしの動画素材。
それだって少し編集を加えてクールな音楽をのせれば、拡散力抜群のオリジナルコンテンツに生まれ変わる可能性を秘めています。
上の項目でも述べたように、0から1を生み出すだけでなく、
今あるものに新たな命を吹き込むこと、それも立派なオリジナリティなのです。
07.
アウトプットの幅を広げるなら
動画は必須
これからの時代、ますます動画コンテンツが求められています。
また、ひと昔前では常識だった「平面のデザインはデザイナー、動画制作はディレクターとカメラマンとエディターが作る」
というような分業制の考え方がもはや古くなりつつある時代。
ワンストップでデザインから動画制作までできてしまうクリエイターが最強なのです。
今やフォトショップでも動画編集ができるなど、
アプリケーション側の進化で動画編集を取り入れ易い環境になっていることもあり、
動画素材が豊富なフォトストックサービスを押さえておけば企画の幅がグッと広がって、
必要とされる場面も増えることでしょう。
08.
常にフレッシュな感覚になれる
環境を作っておく!
世の中に発信されたクリエイティブに対してアンテナを張っておくこともまた、
クリエイターとして成長するために心がけたいこと。
対象は、なにも有名アーティストの作品だけではありません。
多種多様なタイプの作品を見ておく事が大切なのです。