MIXTURE @Nakazakicho HALL osaka
2016年08月05日 TOPICS7月初旬、梅雨明け前の大阪は、激暑の激蒸し。
こんな気候を予想していなかった私は、仕事着のYシャツをビッショビショにしながら会場に辿り着きました。
少し入り組んだ場所に会場があった為、駅を初め、各ポイント毎に主催サロンのスタッフ達が案内として立ってくれていました。太陽照りつける下でのスタッフ皆さんのサポートには脱帽で感激です。
さて、今回行ってきたイベント、関西10サロンが合同で主催する『セミナー形式のライブパフォーマンス MIXTURE』。これが第1回目の開催とのことで、かなり前から打合せや準備を進めていたようです。
ちょいちょい美容師さんのセミナーへ行ってる私ですが、各セミナーで気にしている事があります。
『主催側の声がお客さんに聞こえているか?』
深い意味ではなく、「声」自体が最後列の人まで聞こえる様に配慮されているか?これが成されているのと否では、受講者の満足度や収穫度が全く異なります。このMIXTURE、それがキッチリ成されていました。 ステージ上の人は皆インカムを装着。誰がいつ話しても会場全体に内容が行き渡るようになっている。結果、会場が一つになり、イベント自体が締まってくるんですよね。 当たり前の事を、、って感じですが、セミナーにおいては最低限の事のように思います。否の状況も体験した私の意見です。
予算や人の問題もあるんですけど、カメラからのモニタリングもやっぱりいいな~と思わされました。
見えないところがタイムリーに、より近くで見れる。正面のスクリーンと両サイドにそれぞれ40インチほどのモニター、合計3箇所からどこにいても見れる様になっていました。
あとは伝える言葉の件。
関西の方々って事もあるのでしょうか?? 関西弁の優位性ってものがあるのでしょうか?? 言葉が簡潔で、伝え方が上手いなっと思います。 美容師さんの多くは、自分の感性でされてると思うので、中々伝える事ができていない気がしています。 スタイルに対するこだわり、何故そうしたのか? その方法は?など、その感性の部分を文章として紙に落とし込む事で自分の考えや技術の伝えたい事を出し切れるのではと思います。受講する皆さんはその人の感性・技術をできる限り詳細に知りたいのですから^^ おそらくは今回のメンバーの方々、伝えたい事を明確にした上で、言葉の準備もされてたのではないでしょうか。
あー、、セミナーの内容に触れてなかったです。。
でも、とある方に「私の目線で、、」って言ってくれたのを思い出したので今回はこの様にしてみます。
実際の会場の写真は以下に掲載いたします。 声を掛けてくださった主催メンバーの皆さん、ありがとうございました!
弊社DNCも、いつか独自のセミナーを開けたらと思っています。
ご意見ございましたら是非教えてください。よろしくお願いします。
ライブセミナー風景
テーマ毎のステージは4つ
《First Stage》 CUT&COLOR
緊張感ある始まりから、3人のが提唱するスタイルとその詳細を説明。
季節、モデル、髪質、使用薬液詳細、サロンワークで考えている事など、明日から提案で使える内容は分かりやすい。
《Second Stage》 Set Style Work
自分の体験から得た、「お客さん自身でもできるセット」を実演・プロジェクターで案内
「楽してカワイイ」をいかにお客さんに伝えていくかを解説。
フィニッシュワークでは、モデルの職業や、私生活を思い浮かべ、その人のかわいい角度やポイントを探すこと。
“ちょっとだけ変なデザイン”を入れ込む事を好んでます。。の言葉が印象に残る。
アレンジでの集客をSNSを使って行う実例をプロジェクターにて解説。
次コーナーでは、複数枚の写真から自分が可愛いと思う事を「言葉」で表現する。会場の方へも意見を求めて共有する。 実際に言葉にしてみるとそれぞれの感性の違い、表現の違いが見えてくる。これが美容師さんそれぞれの個性に繋がるのだと思います。
《Third Stage》 Wig creation
ウイッグを使用してのライブ&フォトシューティング
モデルに対してベストに可愛いデザインを落とし込める。
思い切ったデザインや自分の技術がどこまでできるかを試せる。などウイッグの利点を説明。
サロン及び個人でのブランディング活用、コンテストに望む事での技術やセンスの向上を伝えてます。
フォトシューティングでは2次元(写真)と3次元(目視)との違いへの対処法、テーマに沿ったイメージをどの様に形にしていくのかを具体的に説明。 モデル、カメラマンに対する指示も解説。
ウイッグは弊社商品 DN38(15Lvミドルタイプ)を使っていただきました。
https://dnc-j.com/dn-38/
《Forth Stage》 CUT & PERM
カット、パーマによる顔周りの似合わせ、柔らかい質感の作り方がテーマ。
施術前の髪質、特徴を画像を持って説明。 モデルそれぞれの特徴をどのように掴んで施術したのかをビフォーアフター形式で伝える。
サロン独自に考えた「巻き方」を惜しげもなく伝える所が印象的でした。
各サロンで使用している薬液やスタイリング剤も公表。皆で共有することで業界活性化。
フィナーレ & 終了後の会場
皆様、本当にお疲れ様でした。 またの機会も参加させてください!!
DNC 尾石輝明